2013年7月3日水曜日

高血圧診療の話題

新札幌循環器セミナーの上記タイトルの講演会へ出かけた。副題は、〜高血圧診療ガイドラインの改定を前にして〜ということだった。一般医科は、例の件のせいかどうか知らないけれど、ガイドラインに関心がないのか、出席者が少ないように感じた。しかし、主な内容は、端野壮瞥町研究をもとにしたお話で、非常に面白かった。JSH2009から血圧とリスクファクターで層別してリスク分類がされたが、その根拠が示されたり、脈拍の速い群で食塩感受性が高いことが示されたり、大変有意義なお話でした。

尿中塩分の簡易測定器があるというのも初耳で、早速調べてみると、「減塩モニタ」なるものがありました。

ここで近年矢継ぎ早に上市されたARBを復習しておくと、
  • ロサルタン(商品名:ニューロタン®) 
  • バルサルタン(商品名:ディオバン®) 
  • カンデサルタン・シレキセチル(商品名:ブロプレス®) 
  • テルミサルタン(商品名:ミカルディス®) 
  • オルメサルタン メドキソミル(商品名:オルメテック®) 
  • イルベサルタン(商品名 アバプロ®/イルベタン®)
例の件の詳細は、参考文献をどうぞ。

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