本日の
函館新聞のトップ記事は、「トリカブト誤食による死亡事故」であった。亡くなられた方には、御冥福をお祈り申し上げます。トリカブトが含むアコニチンの有毒性は、漢方薬で使われる附子の修治や毒矢に使われる毒として、我々の文化に根付いて認識されているはずなのに、その取り違えは繰り返されてしまう。医療現場でも、似た名称の薬の誤投薬の事故などが後を絶たない。似たものは、間違え易いという当たり前の事実がある。推測するにダブルチェックの不在が、この様な悲劇を繰り返す根本となっているのであろう。ちなみに、トリカブトとニリンソウの区別は、
根を掘って、その形を確認することが大切とのこと。根本を大切にする、実に示唆的である。
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