2010年1月27日水曜日

新しい嚥下の解釈-プロセス・モデルについて

今日の学習会は、リハビリ科のドクターからJeffrey B. Palmerが提唱した嚥下のプロセスモデルについて、爬虫類、四足歩行哺乳類、人間と比較した咽頭の解剖や咽頭の進化の過程で言語の発声が可能になったことなど興味深い話を織り交ぜ、説明して頂いた。内容は、門外漢の私が下手に要約するよりも、下記のe-learningのスライドを見ていただきたい。
演者の先生が強調されていたのは、有名な5期モデルを含め複数のモデルが存在すること、現実の正常の嚥下は幅広く5期モデルでは説明しきれないことであった。

個人的な感想として、理論から演繹したモデルと現実から帰納したモデルには、乖離があることはよくあることで、投資の世界では、ファンダメンタルを重視するか、チャートを重視するか、統計の世界でも、理論的な確率を基礎とするか、主観的な確率を導入するかで、それぞれの派閥がある。モデルのユーザとしては、TPOに応じ、役立つモデルを当てはめれば、いいと思ったのでした。

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