2009年10月29日木曜日

褥瘡とラップ療法

今回は、「メディカルはこだて」誌に9月、10月号にわたり「ラップ療法」に関するインタビュー記事が掲載されたされた 函館稜北病院3病棟医長 横倉基先生の講演。

ラップ療法の歴史
  • 1996年 鳥谷部俊一医師が「ラップ療法」を考案。
  • 1997年 上記を全国自治体病院学会で発表。
  • 2001年 鳥谷部俊一医師が「褥創(褥瘡)のラップ療法」を、夏井睦医師が「新しい創傷治療」を開設。
  • 2004年 横倉基医師が、道南勤医協函館稜北病院で「ラップ療法」を導入。
  • 2005年 鳥谷部俊一医師は、開放性湿潤療法"Open Wet-dressing Therapy (OpWT)"と改称。
褥瘡の予防
  • 簡易体圧測定器「セロ」の紹介
  • 体交の必要性
褥瘡の評価
創傷被覆材
  • 食品用ラップ
  • ポリウレタンフィルム
  • 浸出液が多い場合は、ポリウレタンフィルムに孔を開け、紙おむつに貼ったり、水切り用ポリエチレン袋に平紙おむつを入れたりして使用。
難治例
  • ASO
  • 糖尿病性壊疽
  • 血管炎

0 件のコメント:

コメントを投稿